カッティングプロッター加工 動画再生
ゴムを加工する機械の一つ「カッティングプロッター」について紹介します。機械の動きは「ウォータージェット」と同じく製図用のプロッターマシンと構造が良く似ています。
ちょうど人がカッターナイフを使って物を切るときのように、圧力によってカッターを押しながら引くことによってゴムをカットします。カッターの刃先は進行方向に対して常に同じ向きになるように制御されるので、直線や曲線、円形状など自在にカットできます。
カッティングプロッターの加工手順

加工手順1
加工手順1 : 加工したい形状をCADで入力し、作業テーブルの上に加工する対象の素材をセットします。

加工手順2
加工手順2 : CADデータによる出力によってX軸とY軸が動きCADで入力した通りに形状を描きます。

加工手順3
加工手順3 : 不要な部分を取り除いて製品の完成です。
カッティングプロッター加工のメリット
- 小ロットから中ロットの生産に向いている
- 型代がいらない
- カッターでカットするので加工断面がきれい
- 加工速度が速い(厚みの薄いもの)
カッティングプロッター加工の弱点
- 小さな角Rや丸い径が切れない(カッターの幅があるため小回りが苦手)
- 一度に加工できる量が限られている(作業テーブルの面積)
- 厚物の加工が苦手
大型カッティングプロッターの紹介

加工時
通常のプロッターでは加工できない厚みのゴム板の加工ができます。また、特殊なヘッドの構造で加工性の悪いゴム(超耐摩など)も簡単に加工することができます。

加工後
- 合成ゴム普通硬度(65°~70°)なら30tまで
- 硬質(90°)は10tまで可能!
このように、ゴム素材を切るには様々な方法を用いることがお分かりいただけたことと思います。では、次のページでは、切る加工の精度についてご説明しましょう。