同じ「切る」加工の中でも使用する機械や方法、材質などによって加工面(切断面)の様子が変化します。ここでは素材や切断方法によっての加工面の違いやそれぞれの機械で加工できる範囲の目安をご紹介いたします。
裁断機での切断面 : 裁断機での切断は加工面に縦筋の加工模様が入ります。95°を超えるような硬いものやゲルのような特殊な素材はカットできません。加工できる範囲は100tまでです。
ウォータージェットでの切断面 : 水圧でカットするウォータージェットは縦に筋が入る切断面が特徴です。
カッティングプロッターでの切断面 : カッターナイフでカットするカッティングプロッターの切断面はとてもきれいです。ただし、厚物を切る場合は何回かに分けて深さを切りこむので横に筋が入ることがあります。加工できる範囲は合成ゴム硬度65°で30tまでです。写真は超耐磨耗性ゴム10tの10φの加工品です。深さの工程を分けている様子が加工断面から見ることができます。
プレスでの切断 : プレス加工も裁断機と同じく押し切りによる方法です。抜き物の特徴として加工断面が鼓形状に肉痩せします。しかし加工方法を工夫して厚い素材でも鼓形状になりにくいようにすることもできます。加工できる範囲は合成ゴム硬度65°で15tまでです。両面テープが付いた材料の加工などが得意で、紙一枚残してカットする「ハーフカット」にも対応できます。
では、次のページでは「切る」加工をおこなった様々な加工例をご紹介します。