微細加工(極小・高精度加工) : 半導体関連、医療関連、弱電関連・・・こうしたゴム製品の加工を依頼されるケースが多くあります。それぞれの加工に共通している要望は「極小の穴径」や「高精度」といったものです。
そうした製品はNC(Numerical Control)機械で加工することが必要です。扶桑ゴムでは、5軸マシニング「多面・同時5軸立型マシニングセンタ(ヤマザキマザック㈱製:VARIAXIS) 」や、「5軸旋盤タスキングマシン(ヤマザキマザック㈱製:INTEGREX 100-Ⅲ)」をはじめとした様々なNC加工機械を使用して加工します。
多数個穴加工 : 吸着用製品など、一つのゴム製品にたくさんの穴を加工するケースも多くあります。そうした製品は主には搬送用などに使用されることが多いので、穴のピッチなどに精度が求められます。
一般穴加工 : 一般的な穴加工品は精度よりもスピードやコストの安さが求められることがあります。穴数の少ないものなどは汎用の機械で加工することもあります。もっともシンプルなのは「ボール盤」と呼ばれる機械です。基本的には手動の機械なので簡易なセットで使用することができ、深さや穴位置など任意に決めることができます。
異形状穴加工 : 楕円や多角形状など、円ではない穴の加工については、先述の「ドリル加工」での加工では不可能ですが、NC加工機械であれば主軸の回転に合わせてX軸とY軸の動きによって加工することができます。写真は搬送用ローラーに穴を加工している様子です。精度と仕上がりの美しさが求められる製品ですがNC機械によって加工しています。
ゴム素材に穴をあける方法については以上です。つづいて穴あけの精度についてご説明します。