マシニングセンタによる加工 : マシニングセンタやNC旋盤などでの穴加工によって、現時点では最小0.1φの穴をあけることが可能です。しかし、材質や硬度によっては真円度の求めにくいものもあります。穴が実際にどのような用途で使用されるのか、事前によく打ち合わせることによってトラブルを防ぐことができます。
ウォータージェットによる加工 : ウォータージェットでの加工でも小さな穴をあけることができます。通常のドリル加工などでは難しい素材を加工することができます。最小径は0.5φ程度もあけることができますが、加工の原理上どうしても真円度は低くなります。写真はシリコンスポンジ5tに1φの穴をあけた様子ですが、とても綺麗に穴をあけることができました。
マシニングによる素材別の加工テスト : 同じ条件の穴径を異なる材質でテスト加工した様子です。一番小さい穴は0.3φ、大きな穴は1φがあいています。左上から合成ゴム・シリコン70°・50°・ウレタン90°・70°・50°です。材質や穴径によって使用する工具、回転数、送り速度などを変える必要がありますが、蓄積されたデータをもとによりよい方法で加工することができます。
| サイズ | 公差(±) |
|---|---|
| 0.5t~5t | 0.2 |
| 6t~10t | 0.3 |
| ~30t | 0.4 |
| ~100t | 0.5 |
(温度差の変化や、座グリの深さ、スポンジ加工等一部条件を除く)
素材や加工箇所、直径などよって条件は変わりますが、
といった実績もあります。
では次に「穴をあける」ためのいくつかのツールの加工可能な範囲についてご紹介します。