試作モデルの一例
新規の部品を作る時に必ず必要になるのが試作品です。「せっかく金型を作ったのに寸法が急きょ変更になって納期が間に合わない、新しい金型の見積が50万円」、こんな悪夢のような話もよく聞きます。プラスチックなら複雑な形状の試作も簡単に出来るのに、ゴムとなったら途端に難しくなる事が多いのが現状です。
では、試作も加工してみましょう。NC(数値制御)加工機と、独自の加工方法、オリジナルな刃物、そして加工者の経験によって対応可能です。試作品でとりあえず一つだけ欲しい、こんな話があれば是非相談してください。
「コストが合わない!」 : 金型成型には当然金型代が必要ですが、少し複雑な形状になると型代がとても高価になります。また試作段階では何度か形状の修正がかかることがあり、その度に金型を修正するのはコスト的にも納期的にも対応が難しい場合があります。
「納期がない!」 : どんな業界にも「欲しい物を欲しいだけ」のジャスト・イン・タイムが求められていますが、特に試作品などは納期の厳しい対応が求められます。当然金型では間に合わないし、切削では精度が出ない・・・。そうした問題もNC加工機械で製品を加工することにより、短納期で対応できます。
「精度が出ない!」 : 精密な部品には特に厳しい精度が要求されます。精密金型というものも存在しますが、ゴム製品の場合はそれでも希望の精度が出るまでに時間がかかったり仕上がった製品がバラついたりしやすいものです。では、そうしたケースもNC加工機械による切削で対応しましょう。NC加工機械による切削品なら製品のバラつきの問題もなく、加工品を画像測定器による検査によって信頼できる製品を提供できます。
「物性が合わない!」 : 最近では「光造形」や「3Dプリンター」などによって複雑な形状でも金型なしで対応できるケースもあります。しかし、その場合には「対応できる素材(物性)が限られてくる」という問題があります。形状の確認やプレゼンテーション用のモデルなら十分に使用できますが、実際に機械や製品に組み込んで使用することには耐えない場合が多くあります。そうした問題もNC加工機械による切削品であれば解決できます。希望の素材(標準在庫品)やお客様から支給された材料があれば、そうした中から材料を選択して対応いたします。
では、次のページでは試作モデルを加工する方法や特長についてご説明します。